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BEGINNER'S GUIDE
「市議会議員って、結局なにをしている人?」 ——そんな素朴な疑問に、できるだけやさしい言葉で答えます。 むずかしい用語は使いません。気になるところだけ読んでも大丈夫です。
国会議員が「国全体のこと」を決めるのに対して、市議会議員はあなたの街の暮らしに近いことを話し合って決めています。
市議会議員は、その市に住む人たちの代わりに、市のお金の使い道(予算)や市のルール(条例)を話し合って決める人です。 選挙で選ばれ、ふだんは市役所の仕事をチェックしたり、 住民の困りごとを議会で取り上げたりしています。
市長は、市役所のトップとして実際に街を動かす「実行する人」。市議会は、その市長のやり方やお金の使い方が正しいかをチェックして、決める人たちの集まりです。 市長が1人なのに対し、市議会には大勢の議員がいて、 いろんな立場から議論します。クルマでいえば、市長がアクセル、 市議会がチェック役、というイメージです。
政党は、考え方の近い人が集まる全国的なグループ (自民党・立憲民主党・公明党・共産党・維新など)。会派(かいは)は、議会の中で一緒に活動するグループのことです。 同じ政党どうしで会派をつくることも多いですが、 別の政党や無所属の議員が一緒に会派を組むこともあり、政党と会派は必ずしも同じではありません。
市の仕事はとても幅広いので、議員全員でまとめて話すのは大変です。 そこで、「教育」「福祉」「まちづくり」など分野ごとに分かれて、 くわしく話し合う場をつくります。これが委員会です。 各議員はいくつかの委員会に所属していて、 そこでの発言が、その議員が力を入れているテーマのヒントになります。
議員が、本会議や委員会で市(市長や担当部署)に向かって質問・要望をすることです。 「待機児童を減らしてほしい」「この道路は危ないので直してほしい」など、 住民の声を市にぶつける大事な場面です。 このサイトの各議員ページにある「この議員が議会で取り上げたこと」は、 市議会の公式な記録(会議録)をもとにしています。
市民の側から「こうしてほしい」と議会に正式にお願いする仕組みです。請願(せいがん)は議員の紹介が必要なお願い、陳情(ちんじょう)は紹介がなくても出せるお願い、 というちがいがあります。どちらも、ふつうの市民が 政治に声を届けられる入口です。
身近な困りごと——たとえば 「公園の遊具が壊れている」「通学路が危ない」「ゴミ出しのルールがわかりにくい」 といった暮らしに関わることは、 地元の市議会議員に相談できる場合があります。 多くの議員が、公式サイトやSNSで問い合わせ先を公開しています。
議員も一人の人間です。誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)や、しつこい迷惑な連絡、 おどしのような言葉づかいは絶対にやめてください。意見や相談は、ていねいな言葉で伝えましょう。 相手を尊重したやりとりが、結果的にあなたの声を一番よく届けます。
仕組みがなんとなく分かったら、さっそく見てみましょう。